弥治郎こけし村
弥治郎こけし村
初挽きの旗と独楽展
こけしの初挽きの際に使用された旗と弥治郎系工人が作成した独楽の展示を行います。
▲初挽きの旗と独楽展の写真
○展示期間 1月30日(水曜日)まで
電話番号・Fax
0224-26-3993
所在地
福岡八宮字弥治郎北72-1
開村時間
4月~10月まで 午前9時~午後5時
11月~3月まで 午前9時~午後4時
休村日
毎週水曜日(祝祭日の場合は、翌平日、2月は無休で開村)
年末年始は12月29日~1月3日まで
入場料金
無料
絵付け体験有 700円(木地代含む、電動ろくろ使用の場合は1,000円)
こけしの供養
割れてしまったり、傷ついたなどの理由で鑑賞出来なくなったこけしや、不要となったこけしの供養を受け付けております。 供養料 1口1,000円 詳しくは弥治郎こけし村までお問い合わせください。
交通
白石ICより車で約15分
白石蔵王駅より車で約20分
弥治郎こけし村あれこれ
弥治郎は不忘の山すその谷あいに抱かれた小さな木地師の集落です。言い伝えによると、新山家の祖先で弥治郎という人が、現在の山形県からやってきて住み着いたのが集落の始まりだとされています。しかし、歴史的に調べてみると、山林を開墾することによって江戸時代の初期に成立した集落のようです。
仙台藩内で最初に木地挽きが行われたのは現在の七ヶ宿湯原でした。今から400年も昔、天正年間だと記録に出ています。弥治郎の木地挽きはこの七ヶ宿木地業の流れをくむものと思われます。
弥治郎のこけし
弥治郎こけしの特徴は、ベレー帽のように彩られたろくろ模様の大きな頭と、ろくろ模様が多用された胴体にあります。はじめは子ども向けの玩具として作られていたものでしたが、現在は観賞用として収集され、大人の目を楽しませてくれています。
明治時代の中頃までは原始的な二人挽きろくろを用いて作られましたが、現在はモーターを利用したろくろで作られます。弥治郎こけし独特の模様も、手で描くものから、ろくろ模様が多く取り入れられるようになり、今日の型ができあがっていきました。