(趣旨)

第1条　この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第1項の規定に基づき、白石市民バスの設置及び管理に関し必要な事項を定めるものとする。

(設置)

第2条　市民の交通手段を確保することにより、市民の福祉の向上及び地域の活性化を図るため、白石市民バス(以下「市民バス」という。)を設置する。

(運行路線名等)

第3条　市民バスの運行路線名は、別表第1のとおりとする。

(運行の制限)

第4条　前条の規定にかかわらず、市長は、天災その他やむを得ない事由により、運行上支障があると認めた場合は、運行区間の制限、運行時刻の変更又は運行を中止することができる。

(使用料の種類)

第5条　市民バスの使用料(以下「運賃」という。)の種類は、次のとおりとする。

(運賃の納付)

第6条　市民バスを利用しようとする者(以下「利用者」という。)は、別表第2に定める運賃を納付しなければならない。

(運賃の減免)

第7条　市長は、必要と認める者について、運賃を減免することができる。

(利用者の遵守事項)

第8条　利用者は、次の各号に定める事項を遵守しなければならない。

(利用者に対する市の責任)

第9条　市長は、市民バスの利用者に損害を与えた場合において、その責任が市にあると認められるときは、関係法令の定めるところにより、賠償の責めを負うものとする。

(損害賠償)

第10条　故意又は過失により市民バス又はその附帯設備、器具等をき損又は滅失した者は、その損害を賠償しなければならない。ただし、市長が特別の事情があると認めるときは、その全部又は一部を免除することができる。

(過料)

第11条　詐欺その他不正の行為により、運賃の徴収を免れた者は、その徴収を免れた金額の5倍に相当する金額以下の過料に処する。

(委任)

第12条　この条例に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。