○白石市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例
平成15年9月24日
条例第18号
(趣旨)
第1条 この条例は、公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律(平成12年法律第50号。以下「法」という。)第2条第1項及び第3項、第5条第1項、第6条第2項並びに第9条の規定に基づき、職員の公益的法人等への派遣等に関し必要な事項を定めるものとする。
(職員の派遣)
第2条 任命権者は、法第2条第1項に規定する公益的法人等のうち、別に規則で定める団体との取決めに基づき、当該団体の業務にその役職員として専ら従事させるため、職員(次項に定める職員を除く。)を派遣することができる。
2 法第2条第1項に規定する条例で定める職員は、次に掲げる職員とする。
(1) 臨時的に任用される職員(地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条の4第1項の規定により採用された職員(以下この号において「定年前再任用短時間勤務職員」という。)を除く。)及びその他の法律により任期を定めて任用される職員(定年前再任用短時間勤務職員を除く。)
(2) 非常勤職員
(3) 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条に規定する条件付採用になっている職員
(4) 白石市職員の定年等に関する条例(昭和59年白石市条例第2号)第4条第1項の規定により引き続いて勤務させることとされ、又は同条第2項の規定により期限を延長することとされている職員
(5) 白石市職員の定年等に関する条例第9条各項の規定により異動期間(これらの規定により延長された期間を含む。)を延長された管理監督職を占める職員
(6) 地方公務員法第28条第2項の規定により休職にされ、若しくは同法第29条第1項の規定により停職にされている職員又は同法第35条の規定により職務に専念する義務を免除されている職員
3 法第2条第3項に規定する条例で定める事項は、次に掲げる事項とする。
(1) 第1項の規定による職員の派遣(以下「職員派遣」という。)に係る職員の職員派遣を受ける団体(以下「派遣先団体」という。)における福利厚生に関する事項
(2) 前号に規定する職員の派遣先団体における業務の従事の状況の連絡に関する事項
(派遣職員の職務への復帰)
第3条 法第5条第1項に規定する条例で定める場合は、次に掲げる場合とする。
(1) 職員派遣をされた職員(以下「派遣職員」という。)が派遣先団体の役職員の地位を失った場合
(2) 派遣職員の職員派遣が法又はこの条例の規定に適合しなくなった場合
(3) 前条第1項に規定する取決めに反することとなった場合
(4) 派遣職員が地方公務員法第28条第1項第2号又は第3号に該当することとなった場合
(5) 派遣職員が地方公務員法第28条第2項各号のいずれかに該当することとなった場合又は水難、火災その他の災害により生死不明若しくは所在不明となった場合
(6) 派遣職員が地方公務員法第29条第1項第1号又は第3号に該当することとなった場合
(派遣職員の給与)
第4条 派遣職員(企業職員等(地方公営企業等の労働関係に関する法律(昭和27年法律第289号)第3条第4号の職員をいう。以下同じ。)である派遣職員及び単純労務職員(地方公務員法第57条に規定する単純な労務に雇用される職員であって、企業職員等以外のものをいう。以下同じ。)である派遣職員を除く。第6条において同じ。)のうち、法第6条第2項に規定する業務に従事するものには、その職員派遣の期間中、給料、扶養手当、地域手当、住居手当及び期末手当のそれぞれ100分の100以内を支給することができる。
(職務に復帰した職員に関する白石市職員の給与に関する条例の特例)
第5条 職員派遣後職務に復帰した職員(企業職員等である職員及び単純労務職員である職員を除く。)に関する白石市職員の給与に関する条例(昭和29年白石市条例第22号)第27条第1項の規定の運用については、派遣先団体において就いていた業務(当該業務に係る労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)第7条第2項に規定する通勤(当該業務に係る就業の場所を地方公務員災害補償法(昭和42年法律第121号)第2条第2項第1号及び第2号に規定する勤務場所とみなした場合に同条に規定する通勤に該当するものに限る。)を含む。)を公務とみなす。
(派遣職員の復帰時における処遇)
第6条 派遣職員が職務に復帰した場合におけるその者の職務の級及び号俸については、他の職員との権衡上必要と認められる範囲において、規則で定めるところにより、必要な調整を行うことができる。
(企業職員等又は単純労務職員である派遣職員の給与の種類)
第7条 企業職員等又は単純労務職員である派遣職員のうち、法第6条第2項に規定する業務に従事するものには、その職員派遣の期間中、給料、扶養手当、地域手当、住居手当及び期末手当を支給することができる。
(報告)
第8条 任命権者は、派遣職員の派遣先団体における処遇の状況及び職員派遣後職務に復帰した職員の処遇の状況等を市長に報告しなければならない。
(委任)
第9条 この条例の施行に関し必要な事項は、別に定める。
附則
この条例は、平成15年10月1日から施行する。
附則(平成16年3月5日条例第2号)
この条例は、平成16年4月1日から施行する。
附則(平成16年12月21日条例第24号)
(施行期日)
1 この条例は、平成17年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 平成17年11月から平成22年3月までの間、白石市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(平成16年条例第23号)附則第2項から第7項まで及び第9項の規定を準用し、寒冷地手当を支給する。
附則(平成18年3月6日条例第6号抄)
(施行期日)
1 この条例は、平成18年4月1日から施行する。
附則(平成18年6月23日条例第16号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成20年9月19日条例第32号)
この条例は、平成20年12月1日から施行する。
附則(平成22年11月29日条例第26号抄)
(施行期日)
1 この条例は、平成22年12月1日から施行する。
附則(平成27年3月4日条例第8号)
この条例は、公布の日から施行する。
附則(平成29年12月20日条例第42号抄)
(施行期日等)
1 この条例は、公布の日から施行する。ただし、第2条及び附則第5項から第8項までの規定は、平成30年4月1日から施行する。
附則(令和元年9月24日条例第10号)
この条例は、令和2年4月1日から施行する。
附則(令和4年12月19日条例第20号抄)
(施行期日)
第1条 この条例は、令和5年4月1日から施行する。
(定義)
第2条 この附則において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) 令和3年改正法 地方公務員法の一部を改正する法律(令和3年法律第63号)をいう。
(2) 暫定再任用職員 令和3年改正法附則第4条第1項若しくは第2項又は第6条第1項若しくは第2項の規定により採用された職員をいう。
(3) 暫定再任用短時間勤務職員 令和3年改正法附則第6条第1項又は第2項の規定により採用された職員をいう。
(4) 定年前再任用短時間勤務職員 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条の4第1項の規定により採用された職員をいう。
(白石市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部改正に伴う経過措置)
第3条 暫定再任用職員は、定年前再任用短時間勤務職員とみなして、第6条の規定による改正後の白石市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の規定を適用する。