白石市長の公務復帰について
山田裕一白石市長は、新型コロナウイルスへの感染が確認された11月24日以降、宿泊および自宅療養にて経過観察を続けながらリモートによる公務を行ってまいりましたが、本日12月17日から本庁舎での公務に復帰しましたので、お知らせいたします。
白石市長メッセージ
このたびは、私が新型コロナウイルスに感染したことにより、市民の皆様をはじめ関係する皆様にご心配とご迷惑をお掛けしましたこと、心からお詫び申し上げます。
市民の皆様から、早期復帰による感染拡大の不安とともに、私の体力面へのご心配もいただいたことから、宿泊療養後も2週間は対面による公務は行わないこととし、12月17日に復帰しましたことをご報告いたします。
また本日、白石市では、新型コロナウイルス感染症患者やその家族、医療従事者等への差別的取扱いや誹謗中傷等の発生防止と人権擁護を目的に、「白石市新型コロナウイルス感染症に係る患者等の人権擁護に関する条例」を制定いたしました。
新型コロナウイルス感染症の患者が発生している自治体では、患者やその家族、医療従事者等が直接的に誹謗中傷や差別的行為を受けたり、興味本位から本人が気付かないまま人権を侵害していたりするという事例が報告されています。本市においても同様の事例が起きることが懸念されることから、このたびの経験を踏まえつつ、患者やその家族、医療従事者等の人権に加え、特に人格形成の途上にある子どもの人権を守るための方策が必要ではないかと考えました。
本条例の制定により、市民の皆様や事業所の皆様におかれましては、患者やその家族、医療従事者等の人権についての認識を今一度考えていただくとともに、誰もが罹患する可能性がある病気であることから、過度の反応をしない、冷静なご対応をお願いいたしたく存じます。
なお、公務復帰後は、罹患経験者の一人として、市民の皆様に感染拡大防止の呼びかけを行うとともに、市勢発展のため全身全霊で公務に取り組んでまいる所存ですので、市政運営にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和2年12月17日 白石市長 山田 裕一
関連ファイル
白石市新型コロナウイルス感染症の患者等の人権擁護に関する条例
これまでの経過
【11月27日更新】白石市長の新型コロナウイルス感染について