碧水園これからの催し物
碧水園能 喜多流公演【葛城】

能「葛城(かずらき)」 シテ 佐々木多門
出羽国(山形県)羽黒山から旅をする山伏一行。大和国(奈良県)葛城山に入ると吹雪に見舞われてしまい、岩陰に休んで途方に暮れます。
そこへ柴を携えた女が通りがかり、山伏を気の毒に思い、宿を申し出て我が家へと案内します。
女は「シモト」と呼ばれている薪を焚いて暖かくしてもてなし、葛城山にまつわる「シモト」について、古歌を引いて語ります。
話すうちに夜が更けたので、山伏が勤行を始めようとすると、女は自分の苦しみを払う祈祷をしてもらいたいと頼んできます。
訳を尋ねると、その昔、自分は修験道の開祖である役行者から修業者のための岩橋を架けるように命令を受けたが、
その命に背いてしまったために、行者の法力によって蔦葛で縛られて苦しんでいるのです、と明かして消え去ってしまいます。
女は葛城明神の仮の姿であったのだと、山伏はその神霊を慰めようと祈っていると、やがて女神が姿を現します。
祈祷を喜んだ明神は、大和舞を舞って見せ、夜が明けて姿があらわになる前に…といって、岩戸の中へ入って行くのでした。
雪中に清らかな女神と出会う美しい曲です。
狂言「佐渡狐(さどぎつね)」シテ 石田幸雄
年貢を納めに都へ上る途中で道連れになった佐渡と越後のお百姓。
佐渡に狐のいるいないを巡り、賭けをすることになったが、実は佐渡に狐はおらず、狐を知らない佐渡のお百姓は
奏者(取次の役人)にワイロを使い味方についてもらう。
しかし奏者の「佐渡に狐はいる」という判定に納得のいかない越後のお百姓に、狐の形格好を問いただされ…。
越後のお百姓の追求に必死で答える、佐渡のお百姓と奏者の連携プレーが見どころです。
世相を風刺しつつ、中世の人々のたくましく生きる姿が笑いの中に描かれた狂言です。
●日時:令和8年3月15日(日) 13時半開演(12時半開場)
●演目:喜多流 能「葛 城(かずらき)」シテ 佐々木多門
和泉流 狂言「佐渡狐(さどきつね)」シテ 石田幸雄
●チケット価格
正面席6,500円
正面補助席・脇正面席6,000円
脇正面補助席・中正面席5,500円
自由席5,000円
学生席3,500円
(中学生以下無料 先着10名)
●前売券発売開始:12月6日(土)
窓口販売開始:9時
電話受付開始:10時(電話:0224-25-7949)
碧水園の主な行事
※有料の行事は、事前にチケットの購入または、申し込みが必要ですのでお問い合わせください。 ※各行事とも、諸事情により変更または、中止となる場合があります。 |
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碧水園の主催講座
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| 講座名 | 開催日 | 時間 |
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尺八講座 |
第1・第3水曜日 | 13時~15時 |
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表千家茶道講座 |
第2・第4木曜日 | 10時~12時 |
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香道講座 |
第1金曜日 | 10時30分~12時30分 |
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江戸千家茶道講座 |
水曜日 月3回 | 18時~21時 |
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高砂を謡う会 |
第2・第4土曜日 | 15時00分~17時00分 |
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初めての着付講座 |
第2木曜日 |
18時~20時 |
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子ども日本舞踊教室 |
第1・第3土曜日 | 11時~12時 |
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子ども茶道教室 |
第2・第4土曜日 | 10時~11時30分 |
| 中学生茶道教室 | 第4土曜日 |
13時30分~15時 |
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子ども能楽教室 |
土・日曜日 月2回 | 11時~12時 |
※受講料:無料。ただし、教材費などは各自負担となります。
※開催日は、講師の都合により変更する場合があります。






